奥秩父深奥部周回ルート① 十文字峠から三国山・滝谷山を歩く

埼玉県境

三国尾根 十文字峠から三国山まで

十文字峠から長野、群馬、埼玉の三県境に位置する三国山まで伸びる三国尾根、三国峠側のアクセスが良くないこともあり、歩く人は少ない
ここまで東京・山梨・長野との県境を歩いてきたが、のんびり歩けるのはこの区間まで

十文字小屋で一泊し、前日の疲れもあってか20時に就寝、4時過ぎまで目を覚ますこともなく熟睡
朝食後、県境歩きを始める前にカモシカ展望台へ

カモシカ展望台、早朝の景色

十文字小屋へ戻り2日目の行程をスタート、ここからは埼玉と長野の県境の未踏区間、三国尾根を歩く
まずは十文字山への登り、15分程で十文字山に到着、十文字山の山頂は展望なし、休憩そこそこに先に進む
しばらくは樹林帯、シャクナゲのトンネルがあり、満開時に歩いてみたかった(この頃はまだ余裕があった…)

ここから県境の未踏区間をスタート
まずは十文字山、木々に囲まれ展望なし
弁慶岩

進行方向に弁慶岩、岩峰のピークは登れず、長野側を巻いて通過する
迂回側には、整備された木道、階段もあるので問題なく通過
アップダウンが多いが下りメインなので順調に進んでいく
しばらく進んで次は梓白岩、こちらも長野側を巻いて通過していく

好天の下、気持ちのいいルートが続く。なだらかな尾根は、右が埼玉、左が長野で分かりやすい県境
悪石三角点を過ぎて梓山無線中継所、その先からは林道を進む
9時、三国峠(長野側)に到着。ここまで3時間弱、ほぼ予定通り

悪石

さて、三国峠
中津川林道が長らく崩落による通行止めで、自動車だと埼玉から長野へ抜ける道がない
林道が通行止めになっているせいで埼玉県内にも関わらず、高速を使っても4時間以上かかる恐らく最遠の地

三国峠(埼玉側)

三国山へはトイレの横を通っていく。途中の祠を通り過ぎて20分程で三国山に到着
埼玉、長野、群馬の三県境
雲取山、甲武信ヶ岳に続き、3つ目の三県境、ちなみに陸地の三県境は、あとは加須市にある群馬・栃木との県境、他は渡良瀬川、江戸川の河川上なので歩いて踏むことはできない

三国峠から登り返し
埼玉、長野、群馬の三県境、三国山

奥秩父深奥部 三国山から滝谷山まで

三国山から先の上武の県境は、バリ区間が帳付山まで続く。今回はその途中の滝谷山まで歩き、その後は県境を離れ、南天山方向へ下山していくルート
途中でビバークして、もう1泊増やせば、1行程で赤岩峠まで歩き通すこともできるが、途中に水場がないので、テン泊装備加え、水を担いで歩くのはきつそうなので、無視せず滝谷山までとした

三国山から滝谷山までは低山のバリルート
基本尾根沿いに進むが、ルート不明瞭、もしくは完全に藪漕ぎになるところもある
ピークから枝尾根が出ているところはルートミスに注意、分かりやすい踏み跡を辿ったら間違いというところ数カ所あり
岩場は直登するか、巻くかは状況判断、但し脆い岩面もあるので直登する場合は要注意

三国山を越えるとバリっぽい雰囲気に
シャクナゲに囲まれたルート

小休止の後、三国山を出発して最初のうちは踏み跡があるものの、だんだんそれっぽいルートになり
シャクナゲに囲まれ、もはやルートを辿っているのか、そもそもルートがないのか分からない
滑落の危険はないとは言え、初っ端から結構ハードなコース
ところどころ咲いているシャクナゲも、キレイとは思えず、うっとおしい障害物でしかなくなってくる

空峠、人の往来はなさそうだが

30分ほどで空峠、歩きやすい区間もあるあるが、時々ルートに現れる岩場、岩場の通過もあり直登するか、巻くかは状況判断
12時30分、三国山から3時間弱でガク沢の頭に到着、ガク沢の頭で昼食休憩をとり、滝谷山に向けスタート

歩きやすい区間に入るとホッとする
岩場は直登するか、巻くかは状況判断が必要
ガク沢ノ頭

かろうじて時々人が歩いている形跡がある程度のルート、何度か嵌るシャクナゲの藪漕ぎに体力を削がれつつ進みむと、小ピークから滝谷山が見えてくる
14時30分、ガク沢の頭から2時間弱、アップダウンと藪漕ぎで、ここまででだいぶ疲れ、タイムも少々遅れ気味だが、やっとの思いで滝谷山に到着
今回の十文字峠から始まった埼玉県境歩きもここまで

やっとの思いで滝谷山
今回の県境ルートはここまで
滝谷山から群馬側の展望

下山も楽じゃない 滝谷山から彩の国ふれあいの森

滝谷山からの下り

滝谷山からは県境を外れ東方向に伸びる尾根で下山、薄い踏み跡があるものの藪漕ぎ、痩せ尾根、脆い岩場と随所に要注意箇所あり
南天山から一般ルートに合流、体力と時間の関係で南天山の山頂はパスし沢ルートで下山
中津川林道に合流し、30分ほど車道を歩くとゴールの彩の国ふれあいの森に到着

滝谷山からは群馬側の展望があるが、埼玉側は木々で視界が遮られているのが残念
小休止のあと下山開始。山頂から50mほど戻ったところから南天山方向に伸びる尾根を下っていく
途中、開けた場所で両神山方向の展望が開け、両神山と、未踏区間の帳付山、倉門山、宗四郎山から赤岩尾根へと続く県境の稜線が一望できる

両神山の展望
崖を下ったところから、左(南)側をまわり込んで下ってきた


この先、一番難儀したのが滝谷山から200mほど下った所にある崖、一見行き止まりに見えるが、南側に回り込むように下って何とかクリア
普通に下るだけならラクなのだが、南天山へのルートと合流するまではバリ区間、難ルートが続く

藪漕ぎ、ザレタ下り、アップダウンを繰り返し、3時間弱で南天山へのルートと合流、時間も体力も余裕がなく南天山の山頂は諦め、そのまま沢ルートで下山
一般登山道のなんと平和なことか、サクサクと下り40分程度で南天山登山口に到着。あとは林道を歩き、暗くなる前にゴールの彩の国ふれあいの森に到着

まだまだ難路が続く
進行方向の南天山、体力、時間ともに余裕なく今回は山頂はパス
テープを越えた先から下ってきた。ここからは平和なルート
最後は沢沿いをまったりと

2日間で22時間、40kmオーバーのハードコースな上、三国山から先はエスケープルートもなし、今回は事前の情報収集とあわせ、GPSをフル活用。何度かルートミスする場面もあったがすぐにリカバリできた。
滝谷山までは、奥秩父の深奥部のまだ半分、赤岩峠まで後半と、その先の赤岩尾根と難ルートが続いていく

ルートマップ

ヤマレコの山行記録
埼玉県境ルートを歩く 十文字峠~滝谷山/埼玉深奥部周回コース(2018年5月4日~5日)

GPXファイルのダウンロードはこちら
奥秩父深奥部周回ルート(十文字峠~滝谷山)
※ZIPファイルを解凍して下さい。GPXログは未加工のデータですので、ルートミスもそのままです。あくまでも参考レベルでご覧下さい。

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