記録:2019年4月28日~29日
距離:約19km(30㎞)
時間:9時間(12時間30分)
※()内は、山行全体の数字
今回の行程、南天山から帳付山はバリ、倉門山から赤岩峠は破線が殆どの一般向けとは言えないルート
危険、要注意箇所が多々あり
ルーファイ、岩場を巻く・直進、状況判断が必要な場面も多く、事前の情報収集に助けられた
今回は1泊2日で計画したが、途中給水可能場所がないため飲料だけで4kgオーバー、1日目はコース難度に加え、ザックの重さが堪えた
南天山登山口、鎌倉橋の駐車場を利用し、下山後は赤岩峠埼玉側の登山口、公民館後にデポした自転車で鎌倉橋の駐車場へ戻る
県道210号線、出会から八丁トンネルを経て国道299号線につながる志賀坂林道は道路修繕のため期間未定で通行止めだったが、GWの期間中のみ規制解除
当初電車とバス利用だったが、中津川起点の周回が可能になり、大幅に時間的な余裕ができた
自動車が使えたので時間に余裕を持てたが、バス利用だったら時間の制約があり、もっとシビアな山行になったと思う
南天山を経由し滝谷山へ、上武県境への長いアプローチ
GW一時規制解除された志賀坂林道で赤岩峠への登山口のある公民館後へ、自転車をデポして、南天山登山口ある鎌倉橋付近の駐車スペースまで車で移動
スタートは鎌倉橋の南天山登山口から、6時、出発の準備をし、まずは南天山に向けスタート

早朝、鎌倉沢沿いのルートには、まだハイカーの姿は見えない。法院の滝を過ぎ、年季の入った木橋を何度も渡った後は、沢の右岸を高巻きに進む。尾根への取付き地点からは、鎌倉沢をそれて右手に進む
しばらくは植林帯をジグザグに登り、植生が変わり馬酔木が増え始めてくると山頂は近い。尾根に乗ってザレた斜面を登ると、8時、南天山の山頂に到着
埼玉百名山は85座目、この日の天気は予報通りの青空、明日歩く倉門山から赤岩峠への稜線、赤岩尾根と両神山、奥にはまだ雪が残る浅間山、振り返れば、前の年のGWに歩いた白泰山から十文字峠に続く尾根と、360度の展望
のんびりと景色を楽しみたいところだが、先は長いので休憩そこそこに山頂を後にする




南天山の次は、県境ルートとの合流点の滝谷山へ
軽く下って、尾根通しのルート15分ほど進むと、沢コースへの分岐、一般ルートはここから鎌倉沢に向かって下っていくが、滝谷山へは直進。この先はバリ区間により要注意!!
少し進むと倒壊した祠、しばらくは歩きやすい巻き道が続くが、そのまま進むとムジナ沢に下る支尾根に合流してしまうので、南に折れる手前まで戻り尾根に乗る
まずは1538ピークへの登り、フカフカの斜面で登りにくい。ここは南方向にも明瞭な尾根が伸びているので間違えないように注意



1538ピークからは、しばらく歩きやすいルートが続く。境界杭を逆順に辿り、小ピークのアップダウンを繰り返す。歩きやすいルートが続くのが救いか…
木の枝がだんだんうるさくなり初め、1562ピークに到着、木々に囲まれたところに境界杭
正面に滝谷山が近くなり始め、岩場を越え、そのまま直進と1568ピーク。踏み跡薄く、南側のムジナ沢に逸れていかないように注意




滝谷山手前の鞍部、軌道跡の残骸、錆びた滑車を過ぎると、滝谷山への最後の登り。ザレた斜面の先に大きな岩場、ここの岩場は左手に回り込んでから登る
前回下りで通過した際は、下れそうなところを探すのに一苦労したところ。一度歩いていたのですんなりクリアできたが、ここは要注意箇所の一つ
岩場を登り切って、その先の急登をもう一登りすると上武県境ルートに合流し、滝谷山に到着
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