長沢背稜(都県境尾根) 雲取山から小沢峠を歩く

埼玉県境

記録:2016年6月3日~4日/1泊2日
距離:約35km(50.2㎞)
時間:約14時間(7時間、14時間)
※()内は、山行全体の数字


成木尾根の西端、小沢峠から東京、山梨・埼玉の三県境になる雲取山までの30㎞を軽く超えるロングコース
越える山も多く、奥秩父らしいアップダウンの多い尾根
日帰りで歩き通すのはとても無理だが、一気に歩き通したいという思いもあり1泊2日の行程で計画を立てる
雲取山からにしたのは、小沢峠からだと登り基調になるのでツラそうというヘタレた理由から
ということで、初日は三峰神社から雲取山、雲取山荘でテン泊、2日目に長沢背稜を歩くことにした

1日目 三峯神社から雲取山、雲取山荘でテン泊

山行スタート前に三峯神社にお参り、秩父三社のひとつで見どころが多い。1日目はテン泊で時間に余裕があるのでのんびりと観光
予定より1時間以上遅れて三峯神社を出発、まずは奥ノ院のある妙法ヶ岳へ
三峯山は、妙法ヶ岳と、この後通る、白岩山、雲取山の三山の総称といことらしい

まずは三峯神社でお参り、安全登山を祈願
奥之院がある妙法ヶ岳、ここからの展望は良好

三峯山から雲取山までのルートは、大きなアップダウンなくのんびり歩ける。途中展望の良い霧藻ヶ峰があり、ルートは木漏れ日が差し込む気持ちのよいハイキングコース
雲取山荘までは14㎞5時間くらい、スタートが遅かったこともあり16時着、ツェルトを設営した後は、日没の景色を期待して雲取山へピストン
残念ながら午後から出始めた雲は晴れることはなく、小雨までパラつく、夕陽は諦め雲取山荘へ戻る
2日目の長沢背稜が本番、翌日の好天に期待し、ツェルトの中でゆっくりと時間を過ごす

霧藻ヶ峰からの展望、中央やや右、ギザギザの山は両神山
新緑が気持ちいいルートをのんびり歩く
この時は翌日のロンハイクに備え軽量装備、宿泊はツェルト、撤収が簡単なのもよい
雲取山は東京・山梨・埼玉の三県境、残念ながら沈む太陽は雲の向こう

2日目 長沢背稜(都県境尾根)、雲取山荘から小沢峠までのロングコース

翌朝、予報では曇りだったが天気は良好。長丁場の一日になるので早めの出発、5時には雲取山荘をスタート
まずは大ダワまで少しの下り、そこから登り返して芋ノ木ドッケへ、ここから長い稜線歩きがはじまる

早朝、東の空は朝焼けに染まる。2日目は好天のスタート
早朝の優しい木漏れ日が気持ちいい
長沢山、展望なく標識がなければ素通りしてしまいそうなピーク
水松山から少し下るとテレポートがある
そこからの展望は良好、休憩適地
反対側には富士山の姿も
坊主山、登山道は南側を巻いているので通常ルートから外れている
天目山の山頂から進行方向を望む、まだ行程の半分、先は長い

越えるべきピークが多く、アップダウンの繰り返しで、持久力が必要。
芋ノ木ドッケ→ヤケトノ頭→桂谷ノ頭→長沢山→水松山→滝谷ノ峰→酉谷山→日向谷ノ頭→坊主山→七跳山→大栗山→天目山→蕎麦粒山→桂谷ノ嶺→日向沢ノ峰→長尾丸山→槙ノ尾山→棒ノ嶺→黒山
ピークを順番にあげると、地図上に書かれているものだけで19箇所。実際は尾根の南側を歩いていることが多く、坊主山、七跳山などはルートから外れている。できる限りピークを外さずに歩いたのだが、これが後半に響く
前半は巻道があるものの、後半は一本道で逃げ場なし、下り基調とは言え登り返しでは、心が折れそうになった

日向沢ノ峰、棒ノ嶺(棒ノ折山)まで6㎞、そろそろ疲労感を感じ始める
やっと棒ノ嶺(棒ノ折山)、長尾丸山、槙ノ尾山の登り返しで心が折れそうになった

早朝5時に出発して、小沢峠に着いたので18時40分、ゴールの小沢バス停には18時過ぎ、14時間の長丁場。それでも人気も少なく、展望の良いピークがあり、緑豊かな奥秩父らしいルート、機会があればもう一度、根性入れて尾根通しで歩いてみたい

18時30分、小沢峠に到着。日の長い時期とは言え、既に薄暗い

最後に付け加えておくことが一つ
小沢峠から2㎞ほど手前で熊2頭を目撃、足音に気付いて走り去っていったが、それが小沢峠方向だったので、本気で進むべきか、戻るべきか悩んだ。結局しばらく時間を空けて先に進んだのだが

帰りのバスを待つ間の一時、気付けば寝てしまいそうな重い疲労感、長い行程を歩きとおしたという達成感で、いつもとは違う満足感を味わう
ただ一つ、もやもやとした気持ちが残るのは、正規のルートだと東京側を巻いている部分が多かったこと
埼玉県民としては、何だかなァ…という感じ
いっそのことルートを無視して尾根沿いを進み、本当の都県境を歩きとおしてみようか…

ルートマップ

ヤマレコの山行記録
雲取山と長沢背稜 /三峰神社~小沢峠(2016年6月3日~4日)

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